無農薬・無肥料  最高に美味しい自然栽培米  中山農園

2020/04/25 17:29



いつも中山農園をご利用くださりありがとうございます。


世界が大変な状況の今、不安を抱えて毎日を過ごす人は、これからさらにどんどん増えていくと思います。


この大変な状況を皆さんと一緒に乗り越えていけたらと思いまして、このブログをスタートすることにいたしました。


私たちが大切に考えているのは「ありふれた日常」や何気ない日々の足下や、当たり前の中にある幸せのタネについてです。


お時間のある時にでも読んでいただけたら嬉しく思います。


どうぞよろしくお願いいたします。




さて、

今の状況の中で、人が「何を不安に感じているか?」といえばシンプルで「健康」「経済」だと思います。


感染症に限らず、病気に打ち勝つ身体、病気になりにくい身体、健康な身体を維持したいという気持ちと、世界不況、日本社会の経済的ダメージが家計の金銭的な問題に直結してしまった今、この二つの問題を頭から切り離すことはとても難しく思います。


当たり前のことなのですが、この健康と経済こそが、私たちの生活や暮らしの基盤になることを、今の状況になったことで、あらためて強く感じるようになりました。


中山農園では、「食」が私たちの生活や豊かな人生の基礎になると考えていまして、ここでは、その「食」のさらに中心にあります「お米」について色々とお伝えしていければと思っています。


ここからは、中山農園のアンテナショップCASA海外特派員ライチくんに協力してもらい、一緒に色々と書いてもらおうと思っています。


ライチくんは、農業の学校でいろいろな作物を育ててきましたが、学校を代表したプロジェクト活動において、オーガニックと慣行栽培の違いについても取り組んだ経験があります。


彼は現在、見聞を広げるため世界に飛び出しております。


彼の視点も交えながら、お米や食、健康についてまとめていけたらと思っています。




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稲って何?


はじめまして、ライチです。

よろしくお願いいたします!


いきなりですが、

皆さんは稲についてどこまで知っていますか?

稲「お米」は渡来人が持ってきて日本に根付いた「主食」

これくらいの認識の方がほとんどだと思います。

そんな稲の、皆さんがあまり知らないことについてお話したいと思います。

稲の「起源」は、諸説ありますが、およそインドのアッサム地方から中国の雲南省の間の山間部が起源といわれています。


どの辺りかと言いますと、

赤く描いた、だいたいこの辺りです。

ここで産まれた「お米」は、海を越えて日本にやってきました。

現在では、日本人で「お米」を食べたことのない人は、まずいないのではないか?と言われるほどに列島全土に根付いてます。

皆さんが日頃食べるこの「お米」はどんな工程を通って食卓に並ぶのか、種類なども併せて説明したいと思います。



僕達が普段食べる「お米」は、イネ科の一年草の植物で、その稲の種子のことを指しています。

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一年草 【いちねんそう】
一年を通して、種子から発芽 → 成長 → 開花 → 結実 → 種子を残して枯死する植物のことです。
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稲の種は、まず苗を育てるための箱に播(ま)き、温度、光などを調節しながら「苗」を育ててから、田んぼに植えます。

稲が育つと花が咲き、受粉して、種子ができます。

この種子の状態は「籾(もみ)」といい、皆さんが普段目にする米に皮が着いた状態で、まだ食べることはできません。

稲の収穫時には、茎や葉の部分の「藁(わら)」「籾(もみ)」に分ける脱穀という作業を同時に行ないます。

その後に、乾燥「もみすり」調整という作業で、米を乾かし皮を剥がして選別する、これを経て「玄米」という状態になります。

そこからさらに「精米」をして、多くの人が食べている「白米」になります。


ちなみに、多くの稲は水田 (田んぼ) で栽培されますが、 陸稲(おかぼ)という陸で育てる「お米」もあります。

日本で陸稲栽培が多いのは「もち米」です。

実は、お米にはいろいろな種類があるのですが、

もち米と聞いて普通のお米とどう違うのかについて説明しますと、


まずお米の品種は、大きく3つの品種群に分けられます。

ジャポニカ米(日本型イネ) : 小粒で、粘りとツヤがある。主に日本、朝鮮半島、中国の東北部で栽培されている。

インディカ米(インド型イネ) : 大粒で細長く、パサパサしていて、炊飯してもツヤが出ない。主にインドや東南アジア、アメリカなどで栽培されている。

ジャバニカ米(上2つの中間種) : 大粒で少し丸く、粘りもあるがジャポニカ米程ではなくあっさりとした味。イタリアやジャワで主に栽培されている。


これら3つの大きな違いは、お米の主成分「デンプン」を形成している2種類のデンプン分子の割合にあります。


アミロースとアミロペクチン

アミロースが多いお米はパサパサした感じになり、アミロペクチンが多い米はもっちりした食感になります。

「もち米」はとてもアミロペクチンの割合が高いお米です。

この品種群の中からさらに細かく品種が分かれていて、日本だけで900種類以上のお米が品種登録されています。

このような多くの品種のお米はそれぞれの長い工程を通って、日本だけでなく世界中の食卓へ流通しています。

この多様に広がる「稲」はそれぞれの特性を活かした形で、世界で活躍しています。


日ごろ皆さんが何気なく食べている「お米」は、思っているより幅広く広がっていて、時間と手間をかけて僕達の食事として親しまれています。


さて、皆さんはどれくらい知っていましたか?


また、日本と「お米」の関係から、健康面の栄養を交えた話、ダイエット、品種について、精米と無線米、サトウのご飯などなど「お米」についての説明を続けていきたいと思います。



読んでくださり、ありがとうございました。



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プロフィール

LACI :ライチ

こんにちは!ライチです。高校三年間農業高校に通い学んだ知識を活かして、今の僕達に必要な「健康」に繋がるような、皆さんのニーズに合ったお役に立てる情報を提供していければと思っています。


高校卒業後に半年間、お金を稼ぎ世界へと旅に出た僕。


世界が大変な状況になってしまい、東欧からさらに少し東のジョージア(旧グルジア)という国で、出会った日本人と三人でアパートをシェアして生活してます。


この時間を利用して、自分の旅の記録や感じたこと、考えなどをブログにまとめて更新しています。


もしよろしければ、空いた時間に少しでも目を通して頂けたらなと思います。


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note: LACI @10代最後の年に100万もって世界旅行へ

instagram: @laci_wtn